アウトドアで注意したい危険生物13選!登山・渓流釣りで出会う動物・昆虫
アウトドアシーズン到来ということで、自分も渓流釣りに行ってきました!
その際に色々な生物も見て、実際に危険な蛇であるヤマカガシにも遭遇しました。
ヤマカガシは日本全土に生息している毒蛇で、青大将などと比べてもそこまで大きくはないのですが、持っている毒はまだ治療薬もないため危険な毒蛇として知られています。
自分自身、危険な生物の知識が乏しいため、アウトドアで遭遇する可能性のある、危険な生物を調べてみました。
日本にいる危険な動物・昆虫・その他生物
危険な生物 動物編
ヒグマ(羆)
出典:wikipedia
危険度:★★★
北海道でたびたび被害が発生するヒグマ。
雑食ながら肉食性が強く、実際に人間が食い殺される事件も発生している。
最大で3mくらいまで成長し、日本国内の陸地で生息する哺乳類としては最大級。
一撃で人間の命を絶つくらいの力がある。
ツキノワグマ
危険度:★★★
本州で目撃例が多い熊は、このツキノワグマ。
雑食ですが、主食は植物が多いのが特徴。
基本的に人間に遭遇すれば逃げることが多いが、小熊がいるときは守るために襲ってくることがあるので危険。
イノシシ
危険度:★★☆
関西方面で被害例が多い二ホンイノシシ。
最大で1.8m、180kg前後まで成長するといわれ、下あごに大きな牙があるのが特徴。
基本的に人間を怖がりますが、知能が高いため、何度か人里に下りてきている個体は人を怖がらないこともあります。
ニホンザル
危険度:★★☆
非常に知能が高く、群れで行動することが多いニホンザル。
実際に自分も20匹くらいの群れに遭遇したことがあります。
基本的に人間には近づきませんが、刺激すると引っ掻かれたり噛まれたりする危険性があります。
ヤマカガシ(山楝蛇)
出典:wikipedia
危険度:★★★
主に本州に生息する中型の毒蛇。
ヤマカガシの毒には特効薬がなく非常に厄介。
ただし、毒牙が短いため厚手の服などなら毒が体内まで届かないこともある。
ニホンマムシ(まむし:蝮)
危険度:★★★
日本全土に生息する毒蛇で、誰もが知っているマムシ。
毒は非常に強力で、死亡例も多数あり。
攻撃的な個体が多く、見かけたら近づかないこと。
ハブ
出典:wikipedia
危険度:★★★
主に沖縄を中心とした離島に生息するハブ。
大型の毒蛇で、大きな個体は2mを超える。
今は血清があるため死亡例はほぼなくなっている。
危険な生物 虫・昆虫編
スズメバチ
出典:wikipedia
危険度:★★★
日本国内には16種類ものスズメバチがいるといわれ、そのうち有名なのがオオスズメバチ。
攻撃性が高いうえに毒も強い。
刺された場合のアナフィラキシーショックによる死亡例も多数ある。
アシナガバチ
危険度:★★☆
スズメバチに比べて穏やかで、刺激しなければ刺してくることは少ない。
毒もスズメバチに比べると弱いが、アナフィラキシーショックによる死亡例もあるので注意が必要。
ブヨ(ブユ、蚋)
出典:wikipedia
危険度:★☆☆
個人的に大嫌いなのがこのブユ。
夏場に山へ行くと集団で襲ってきます。
刺されると次第にかゆみが強くなり、炎症とともに腫れ上がります。
ハッカ油などで防ぐことができます。
アブ
危険度:★☆☆
暖かい季節になるとあらわれるアブ。
刺されるとすぐ気付くほどの痛さがあり、非常にかゆみが出る。
その他 危険な生物
マダニ
危険度:★★★
最近いろいろなメディアで見かけることが多くなったマダニ。
マダニそのものが毒をもっているわけではなく、病原体の媒介者として非常に厄介。
野生動物についていることが多く、野ウサギや鹿の死骸などでも見かけられる。
病原体によっては死に至ることもあり、非常に危険な生物。
ムカデ
危険度:★☆☆
触れたものには手あたり次第噛みつくムカデ。
毒もあるが、命に係わるほどの毒性は持っていない。
ただし、アナフィラキシーショックの危険性もあるので注意が必要。
危険生物についてのまとめ
調べてみたら、非常に多くの危険生物がいて驚きました。
実際のところ、蛾の幼虫や毒液を吐く虫など、ここに記載しなかった種類もまだまだあります。
その辺はまた今度追加するかもしれません。
自然に触れ合うのは非常に楽しいのですが、その分危険もたくさんあるので、最低限の知識と危機意識は持ったうえで楽しむようにしたいですね。