パトロールのキッカケは仙台セリ鍋
今年の冬が暖冬だったこともあり、早めの山菜パトロールに行ってきました。
きっかけはこちら。
ふとしたキッカケで『仙台セリ鍋』というキーワードが話題になっていることを知ったのですが、どうやら秘密のケンミンSHOWで紹介されたようですね。
セリが大好きな自分としては、知ってしまったからには食べないと気が済みません。
Google先生にも聞いてみると、以前からwebに挙げている人はいたみたい。
全国には進出しない幻の名産料理…仙台せり鍋 – NAVER まとめ
閖上さいかい市場店名物 仙台セリ鍋|【あすと長町・仙台エスパル・名取閖上】漁亭 浜や
Facebookではこのようなグループも存在していました。
- セリを葉っぱから根っこまでタップリと入れる
- 鶏肉と豆腐のシンプルな具材
- 出汁ベースのさっぱりとした味付け
これは美味しそう・・・。
ということで、せっかくの休みだったので今季の山菜採りのパトロールも兼ねて、セリのチェックに行ってきました。
3月6日の山菜採り@新潟県下越地方
師匠たちから教えてもらい毎年セリを採らせてもらっているポイントへ。
例年だと4月に入ってからですが、暖冬での早い雪解けを期待して様子見に行ってみました。
完全に目測を誤りました。山菜採りどころの話ではありません。
水辺を探してみると、小柄なセリが少しありました。もちろん新芽ではありません。
周辺では、雪が溶け始めた場所からフキノトウがチラホラと顔を出していましたが、この場所のピークは1-2週間ほど先になりそうです。
ちなみに新潟市内などでは雪解けが早く、2月からフキノトウが取れています。(1月10日頃にとっている猛者も)
天然セリで仙台セリ鍋
先ほどの天然セリは小さかったため、香り付け程度に少しだけ拝借してきました。
あとはスーパーでセリを購入。いわゆるカサ増しというやつですね。
肉は鶏肉をつかうとのことだったので、そちらもセットで購入。
最終的な具材は下記の通り。
仙台セリ鍋の材料
- 天然セリ(新潟県産) 2掴み程度
- 市販セリ(栃木県産) 1パック
- 鶏肉(モモ) 1つ
- 鶏肉(軟骨) 1パック
- 木綿豆腐 1丁
- コボウ 1本
- 長ネギ 1本
- 人参 半分
- 市販のスープ 1つ
- 水 適量
仙台セリ鍋の作り方
鍋なので特に注意することもなく、味付けだけ気にしながら煮ました。本来はダシをベースにするようですが、今回は塩味のスープを買ってきました。
正しいレシピはこちらを見たほうがいいかもしれません。
出来たのがコチラ。
写真が下手過ぎますね・・・。
実際はこんな感じ。
肝心の味ですが、めちゃくちゃ美味しいです!
セリは普段からお浸しや天ぷらで食べていましたが、鍋もめちゃめちゃ合います。
天然のセリと栽培物のセリの違い
自分で採ってきたセリはこんな感じ。
スーパーで買ってきた栽培物のセリはこちら。
市販のセリは太くて丈も長く見た目がすごい立派。対する天然物のセリは小さく色も悪い。
でもやっぱり美味しいのは天然物でしたね。
大きく違うのがセリの特徴である独特の風味。市販の物は風味が弱く(しかもちょっとマイルドな香り)天然物のほうがよりワイルドで強い風味です。
食感は市販の方が茎がしっかりしていて美味しかったです。
生産している人たちをディスる訳ではありませんが、個人的にはやっぱり自分で採るほうがいいと感じました。
おまけ ミョウガと玉ねぎのサラダが美味しいのでオススメ
夏場になると自分でミョウガも採れるのでぜひ試して欲しいのが、ミョウガのサラダ。
材料はこちら。
- ミョウガ 4-5つ
- 新玉ねぎ 2つ
- 煎りゴマ 大さじ1
- めんつゆ 大さじ1
- ごま油 小さじ1
作り方はミョウガと玉ねぎをスライスして、上記の調味料と混ぜるだけ!
食感が良く、ミョウガの風味も丸ごと楽しむことができます。何よりも簡単なので男性でもすぐできますよ。
仙台セリ鍋と3月6日の山菜採りのまとめ
仙台セリ鍋は想像を超える美味しさで、1ヶ月後はしょっちゅう食べていそうな予感がします。鶏軟骨が非常に合ったので、気になる人はぜひ試してみて欲しいです。
肝心の山菜採りは、暖冬とはいっても昨年に比べて1-2週間程度早まる感じでしょうか。
山間部はなんだかんだで雪があるので、そこまで早くなることはなさそうです。
来週は平地でふきのとうでも採って、3/19.20あたりに再度パトロールをしようと思っています。